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森 朗先生の実績紹介

2014年3月19日(水) 森 朗先生の講演を聴いてきました

2014年3月19日(水) 森 朗先生の講演を聴いてきました

都内で『人気講師』森 朗先生の講演を聴いてきました弊社お客様主催の講演会で「“たかが雨”では済まされない」というテーマでした。

最近はワイドショーが天気を取り上げる機会が増え呼ばれることが多くなった。去年は猛暑で「暑いからちょっと来て説明しろ」、今年は「大雪で寒いからちょっと来て説明しろ」と言われ「エアコンじゃないんだから」とのっけからお客様を解す様な面白いことを。

今年2/15~16の大雪、見事に気象庁は外し私も含め皆もちろん外した。この日帰宅途中に雪で電車が止まったりして歩くのも大変だったが丁度靴の裏に取り付けるゴムの滑り止めを持っていて助かった。これはたまたま今年仕事で北海道の苫小牧に行った際に新千歳空港のコンビニで購入したが、雪国は除雪が行き届いていて不要だったので鞄に入れていた。そのあと岩手の水沢に行ったら雪が多くて送迎して下さったがやっぱり寒かった。その後御殿場、静岡なら暖かいだろうと思って行ったらこちらもえらい寒くて今年はあちこちで寒い思いをさんざんした。と言われ「あれ、うちでお願いした仕事じゃないかな?」と思って調べたらやはり3か所全て弊社の仕事で行って頂いた所でした。私が聴講していたのできっとお気遣い下さったのでしょう。

暖かくなったので今週はTVに呼ばれないだろうと思っていたら番組から電話が来て「イカが獲れたのでおいでよ」食べさせてくれるのかなと思ったら「ダイオウイカが揚がったから解説しろ」「知らねーよ、イカのことまでわかりませんよ」みたいに何か自然現象が起きると番組に呼ばれるケースが増えてきた。

お客様に「年度末でお忙しくてお疲れでしょうし天気の話は理屈っぽいですからご無理なさらずにおやすみになられてもどうせ大して進んでいませんので」とこれまた下手に出ながらユーモアを交えとても上手です。

近年気象災害(土砂崩れや大雪など)による死者・行方不明者が増え、熱中症でも亡くなる方が増えている。個人的に一番ビックリしたのが2013年8/11に東京の最低気温が30.4℃。歴代2位の記録で上位の他の地域はフェーン現象が原因で全て日本海側。なぜ東京が?色々調べたら「ただ暑かっただけ」確かに天気図を見ると悪さをする原因は何も無かった。

最低気温が25℃以上の夜を「熱帯夜」というが、これは以前NHKの天気予報をやられていた大先輩の倉嶋厚氏が名付親。ご本人に「なぜ熱帯夜と付けたのか」と訊ねたことがある。元はポーランドの言葉で、ポーランドへ行かれた時にロシア語で最低気温が20℃以上の夜を「熱帯夜」(英語ではtropical night)と書いてあるのを目にされ、これは面白い、日本でも使えるが20℃は当たり前なので最低気温が25℃以上で倉嶋氏が使うようになったとのこと。

古文書や木の年輪などから推察すると平安時代も現代と同じように気温が高かった。学習院大学の教授に聞いた話だが朝廷は「朝」という字が入っているが文字通り涼しい朝にしか仕事をしなかったからそう呼ばれた。暑くなったら何もしなかった。

調べてみると沖縄でも雪が降ったことがある。琉球王朝時代の記録に1800年代に沖縄に雪が降って今で言う6cm積もった記述がある。ちなみに近代的な観測が始まってから沖縄で雪が降ったのは久米島でみぞれが降った1回だけ。あとは非公認というか雪の目撃証言が1990年12月に那覇市でのクリスマスイベントにいた人がビデオに収めていて、実際にそのビデオを見たら確かに雪らしきものが映っていた。その時の気温が10℃以上あったので「雪は降らないだろう」「あり得ない」「じゃあ降ったのは何だったんだ?」「きっと埃とか綿のようなもので沖縄の人たちは雪を見たことがないからわからない」みたいな暴言を吐く人もいて「クリスマスイベントで人工的に作った雪が舞ってきたんじゃないか」と様々な説があった。気象台もビデオだけでは確認出来ずに未確認のまま。この時に前出の倉嶋氏が「こんなことがあるんでしょうか?」とインタビューで訊かれ「もしそれが本当だったならば教科書を全部書き直さなければならないようなことですね。」と否定もせず、さらに「これは南の島の雪の謎ということで歴史に留めてはどうでしょうか。」と言われ、爺さんきれいにまとめやがったなと思った。

猛暑、大雪、熱帯夜、80年代後半からの都市気候について、桜の開花、楓の紅葉・落葉などの時期について解説。
そしてテーマでも取り上げている通り温暖化で空気が暖められると雨に影響するが、特に積乱雲の発生は予測し辛い。最近特に1時間に50ミリ以上の激しい雨が増えて排水が追い付かなくなり下水が溢れて道路が冠水したり。ちなみに降水量を表すミリは体積ではない。考え方としては雨が降り地面に浸み込んだり、低い所へ流れていくということはないと考え、全部がそのまま水溜りになったと考えたときの「深さ」をミリで表したものを降水量としていて、面積も関係ない。気象庁のHPを見ると1時間に50ミリの雨は「バケツをひっくり返したような雨」と書いてある。どんな雨かと最近の若い子に訊かれたので「文字通りバケツをひっくり返したような雨だよ」と言うと「家にバケツがないからわかりません」と言われた。1時間に80ミリは「滝のような雨」と表現しているがいまどき滝に打たれたことのある人もほとんどいないと思うのでこういう言い方もそろそろ少し変えた方がいいのかも。

ゲリラ雷雨は地面がもの凄く暖められそこに寒気が入るとその場でしかもどこで起きるかわからないし、15分位で急速に発達するのでレーダーで見ていても観測が追い付かず警告の出しようが無い。

雷、積乱雲から身を守る方法の一つを紹介。雷の特性のひとつに高いものに落ちるというものがあり、どれくらい高いと落ちるかというと25cm、従って雷がゴロゴロと鳴ったら周りにいる人より25cm低くなるようにそーっとしゃがむ。そうすると自分だけは助かる。

日本の場合は地球が温暖化しているから最近は雪が増えている。その理由は大西洋暖気がシベリアの寒気を日本に押し出すから、これを専門用語で「オストアンデル効果」と言う。饅頭をイメージし押すと餡が出るというインチキ外国語。
しばらくは夏は暑い、冬は寒いというのが続くのかもしれない。

3/10に「今年はエルニーニョが発生する可能性が高い」と発表された。以前なら冷夏の予想になったが80年代後半からこのセオリーが通用しなくなってきて、エルニーニョでも猛暑になる年が多くなっていて今年の夏も暑いと思った方が良いかも。

異常気象は人工的な要因の他に高齢化も影響している。人間誰しも生きている限り毎年1つ齢を取る。「私も前から見るとそうでもないように見えますが後ろから見てもらうと良くわかりますが大分森林破壊が進んでいます」と自虐ギャグ、ウケさせます。

今年は午年、過去の午年にはたくさん災害が起こっていて災害の多い年と言われている。一番驚いたのは冒頭に述べた岩手の水沢のお客さんに『午年だった1978年に江東区で地下鉄が鉄橋を渡っていて竜巻による強風で脱線』という事故の「地下鉄が鉄橋を渡っていた」ことに驚かれたことだった。

最後に「特別警報」について話され、質疑応答の時間を取って丁寧に答えて下さった。

異常気象についてはなかなかTVでは時間が無くて聞けない専門的なことはもちろん、パワーポイントを駆使し様々な図、データなどをわかり易くそして飽きさせないように工夫しながら、ギャグを入れ上手に笑いを取りながら面白いことを織り交ぜながらのとても良い講演だと思います。大人だけでなく子供たちにも聴かせたい内容だと思いました。
とても講演を始められて数か月とは思えないほどレベルの高い、内容の濃い、楽しくてためになる講演です。講演後森先生に始められた頃に比べお世辞抜きで、はるかに上手になられたし、講演に向いていらっしゃるし、きっとご自身も講演がお好きでもっと良くしよう、もっと面白くしようという思いを持っておられ、その姿勢がひしひしと感じられてとても良かった。これからもっともっと良くして頂けそうですねと申し上げました。

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