1951年生まれ。岡山県出身。山梨大学工学部卒業。
ソニーでニューメディアや通信関連機器など多くの新規商品の企画・開発、事業化に従事。
2000年には、世界初の視聴場所を問わない持ち運び可能な無線対応液晶ITテレビ「エアボード」、更にこれを発展させた、外出先からでも自宅のテレビを視聴できる「ロケーションフリーテレビ」を企画・商品化し、現在のインターネットや無線LAN(WiFi)における動画視聴の基礎を作った。この持ち運び可能なエアボードは、AppleのiPadより10年早く「タブレット端末」を世に送り出したと言われており、これらの商品発表・発売は、テレビを初め多くのメディアで大きな話題をとった。
ソニーでの新規商品事業化経験から、
2007年ケンウッドに移籍、開発担当執行役員常務に就任。
2008年日本ビクターと経営統合におけるR&D組織化を主導し、統合後JVC・ケンウッド・ホールディングス執行役員常務としてR&D戦略、新規商品開発を担当。
2012年、コンサルタント会社「エムジェイアイ株式会社」を設立するとともに、複数企業の経営戦略、新規事業化コンサルタントを行う。金沢工業大学客員教授を歴任。
日経新聞、日経BP電子版、月刊誌『WEDGE』等の人気コラムニストとして活躍。
外国系半導体デザイン・インで、通産大臣賞 金賞、経済産業省第1回ネットワーク家電大賞受賞など、表彰多数。