ベビーマッサージは、ベビーだけのものではありません。
成長していく小中学生とのコミュニケーションとしても使えますし、職場や、夫婦間、パートナーシップを深めるためのコミュニケーションにも使えます。

心と体はつながっています。心が落ち込めば顔は下を向き、姿勢は前かがみになります。
元気なときには空を見上げることもあるでしょう。
ずっと我慢していた思いが、誰かに触れられた瞬間に涙と共に溢れてきたことはありませんか。
皮膚は免疫系と大きく関係している「自他の境界線」です。
皮膚は体の境界線だけでなく、心の境界線でもあるのです。

ベビーマッサージ講師としての観点から、心と体のつながりについてお話します。

月経力とは、生理の血（経血）をトイレで排出する力のことです。
現代では、無自覚にナプキンに出てしまっている人が大半ですが、江戸時代までは着物の女性たちが当然できたとも言われています。
わたし自身は中学生の頃からトイレで排出してきて、ほとんどナプキン要らず。
とても楽に過ごしてきました。

性能の良い生理用品がたくさんある現代で、これを完璧にできる必要はありませんが、同時に生理用品によるトラブルも少なくありません。
今より少し楽になるコツを身に付けませんか。
それだけで日々の暮らしも今より楽になります。
女性の生理と、自己肯定感には、実は大きなつながりがあるのです。

独身時代は、ベンチャー企業で働いた後、沖縄に移住したり、バックパッカーとして南米をひとり旅したり。
「自由でいいな」と言う人に対して「うらやましいならやればいい」と自由気ままに過ごしてきたわたしが、真っ暗闇だった結婚・出産・離婚を経て、「やれないときもあるよね」と人に寄り添うようになりました。

途中、娘に対する罪悪感との戦いや、つい誰かに依存してしまう自分の癖の克服を経て、今では人それぞれの力を信じて「自分を救うのは自分だけ」と言えるようになりました。
誰かを救おうなんて驕りです。
できることはほんの少し、手を差し伸べることだけなのです。