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武田双雲先生の講演を聴いてきました

武田双雲先生の講演を聴いてきました2015/04/13

1月26日(月)に都内で弊社のお客様ご主催講演会で武田双雲先生「自分を最大に活かす方法」というテーマでの講演を聴いてきました。

講演前少し時間がありましたので主催者との名刺交換の際には主催者の方お一人ずつお名前を先生の名刺に「◯◯さんへ♡ 双雲」と筆で記されお渡しされておられました。
ご担当の方もきっと良い思い出になられたことでしょう。

また、ちょうどこの日の講演の前にCM撮影。
現在OA中のサントリー「ザ・プレミアム・モルツ『マスターズドリーム』」のCM中の黄金色の「夢」という字をまさに書いてこられたばかりとのことでした。

街を歩いていても文字ばかり気になるという武田先生。
文字が好きなだけで今がある、とも。

書道家の仕事とは昔から神の言葉をシャーマンとして伝えることだった。
(不遜ながら「トリック」の野際陽子か!と心の中で軽くツッこんでいました)

カルロス・ゴーン氏とも個人的に交友があり書を頼まれて書いたものが彼の会社の部屋に掛けられている。

「夢」とは、「ビジョン」とは。
数学的でもあり哲学的でもある話。

NTTのサラリーマンの新人時代に役員会議の際のお茶汲みをさせられ、会議の最後に「何か質問は?」と訊いていたので我慢しきれず「はい」と手を挙げ、「この会議のビジョンは何だったんですか?全然見えなかったんですが。」と言ってめちゃくちゃ怒られ、なぜ怒られたかがわからなかったというエピソードも。

何が正しいか、これが正しいというものは無い
受け取り方、考え方で真逆になる

数字(売上)が上がれば幸福になる。
それは数字が上がらなければ不幸になる、ということと同じ。
売り上げを上げたい自分と、売り上げを上げられない自分とがいてアクセルとブレーキを同時に踏んでしまっている。
執着を取り払うことが大切

自分が勤めている会社が成長すれば自分も幸福になれるのではなく、毎日自分が幸福なら会社が成長すると言う風に考える事。

ビジョンをブラッシュアップするとは。
友人の中田英寿氏の例を挙げ、彼は中学生の時にセリエAでプレーしている自分の姿をしっかりと見据えていた。
そして、高校生の時にインタビューされた時に「イタリア語の勉強をしている」と答えていた、と。
これと同じような話は以前山本昌邦氏からジュニア(中学生)選抜のコーチだった頃、中田氏が合宿に参加し、練習後の自由時間に読書をしていて「ヒデ、何読んでるの?」と訊くと「イタリア語会話の本です」、「何でイタリア語会話なの?」、「将来僕はセリエAでプレーするからです」と言っていたという話を聞いていたので「本当だったんだ」と改めて知った。

自身は書道家としての目標は持っていない。

多くの成功者と言われている人たちに会うと実力的には一般の方と大差ない。
何が違うかと言うと「運が良かった」と異口同音に言う。
つまり自分が掴み取ったものだと思っていないということ。
「お陰様」と本気で思った人が大成しているし長続きしている
「お陰様」という言葉は光が当たらなくて見えない“陰”に“お”と“様”を付けている非常に奥深い言葉で「感謝」という言葉に置き換えられる
心から感謝をしていないとダメで、「感謝してるんだけどね」は論外。

現在武田氏は「世界感謝デー69」を主宰。

波動、悟り、感謝といった抽象的な表現の中にも具体的な内容もあり、講演後には他の講演ではなかなか味わえない不思議な感覚がありました。
さすがシャーマン、惹きつける魅力たっぷりでした。
書道家であり“哲学者”でもある方なんだなと思った。

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